スペイン巡礼3日目
Larrasoana〜Cizur Menor
朝6時に他の巡礼者とともに起き始め 荷物のパッキング。
もうすでに筋肉痛が始まっています笑
昨日購入したオレンジを軽く食べ出発。
30分ほど 歩いたところで朝食。
コーヒーとサンドウィッチ。
朝日を浴びながら 食べる朝食は最高においしいです。
カフェは朝食を求める巡礼者で大繁盛。
少し休んだ後に出発です。
本日の目的地は 距離にして約20キロ。
1日目、2日目とは5キロほど短いため みんなの足取りも軽いです。
巡礼路の目印を頼りにどんどん進んでいきます。
今歩いているのはカントリーサイド。 観光客などは皆無で
すれ違うのは 巡礼者か地元の人たち。
「ブエンカミーノ」 「良い巡礼を」
巡礼者達の挨拶です。巡礼者がすれ違う度にこの挨拶が交わされます。
巡礼をしていると初めて出会う人達ばかり。
それぞれ巡礼に対する気持ちはそれぞれだけど、
一緒にゴールを目指す同士。 不思議な一体感が生まれみんな笑顔で挨拶。
この瞬間は本当にピースフルで気持ちの良い瞬間。
3日目も景色や時折通る村や街の景観が素敵。
ただ歩くだけではきっと退屈してしまうだろうけど、
景観を楽しみながら歩くことができる。
それもこの巡礼の魅力の一つだと思います。
少し重いですが、常に一眼レフをぶら下げてここ撮りたいと思った時にいつでも写真を撮れるように歩いています。 持ってきて本当に良かったです。
今日は比較的大きな街 パンプローナを通過します。
今はシーズンではないですが、牛追い祭りで有名な街。
今度はお祭りのシーズンに来てみたいな。
ちょうど2日目の宿で出会った
韓国出身のユン、スペイン出身のハービー、NYからきたグスともに次の街まで。
巡礼3日目になると顔馴染もだんだんと増えてきます。
パンプローナから1時間ほど歩いて目的の街に到着。
いつものごとくアベルンゲで夕食。
その時の夕食中の会話。
「そういえば今日何曜日だっけ?」
「日曜? いや、月曜か。」
そんな会話を聞いていたアメリカ出身のニコールは
「それはすごいいいことよ。曜日にとらわれていない証拠よ。今を楽しまなきゃ。」
その時自分のことを考えてみました。
これからのこと。まだまだ先だけど日本への帰国した後のこと。
常に先のことに考えを巡らせてしまう。
でもこの瞬間は今しかない。
何かの巡り合わせで一緒に歩いている世界中から集まった巡礼者達とこうして出会うことが出来ている。
先のことを考えるのももちろん大切だけど、今この瞬間を大切にして積み重ねていかないと。きっと未来もハッピーにはならない。
今を大切に。 今を楽しむこと。
明日からまた張り切って歩いていきます(^^)